平素より一般社団法人日本低空経済振興会(LEAD-J)の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当法人は、2026年6月3日(水)から5日(金)までの3日間にわたり幕張メッセで開催された、国内最大級のドローン専門展示会「Japan Drone 2026」に参加いたしました。会期中はAntigravityブースに立ち、Insta360社と共に「360°カメラ搭載ドローン Antigravity A1」の産業活用に関する認知・普及に向けた啓発活動を展開いたしました。

台風のなか駆けつけてくださったご来場者の皆様へ

会期初日である6月3日は、台風の接近に伴い非常にお足元の悪い状況であったにもかかわらず、3日間を通じて大変多くの皆様にAntigravityブースへ足を運んでいただきました。ブースへお越しくださった企業・自治体・関係者の皆様、そしてAntigravity社、Insta360社の皆様に、心より深く御礼申し上げます。
会場では、様々な業界の皆様から「自社の現場が抱える問題をこの技術で解消できないか」「この業界の課題にアプローチできるのではないか」といった、具体的な活用場面に関する貴重なご意見や、革新的なアイデアを多数頂戴いたしました。皆様からいただいた熱意あふれる生の声は、当法人が目指す低空経済の発展、および技術の社会実装において、何よりも大きな財産となるものです。

「360°DX」の可能性と、普及への課題

今回の出展を通じて改めて実感したのは、全方位をワンテイクで記録できる360°カメラ搭載機の圧倒的なデータ収集能力が、産業界においては「その具体的な活用方法がまだ広く浸透していない」という現状です。
しかしその分、私たちがご紹介した実機やデモ映像に触れた多くの方々が、「これなら現場の問題を解決できるかもしれない」とその無限のポテンシャルに強い関心を示してくださいました。
360°カメラ搭載機は、建設現場の遠隔臨場や生産性向上(2024年問題へのアプローチ)、インフラ点検、災害対策、さらには地域の魅力発信まで、多岐にわたる分野で産業構造をアップデートし、効率化を推進する確かな力を秘めています。

東京タワーPV公開、 及び「Project ETERNAL」の日本展開へ

今回の出展に合わせ、当法人が撮影サポートを手がけた「東京タワーでの360°カメラ搭載ドローン撮影による映像プロモーションビデオ」を会場内にて一般公開いたしました。都心部の飛行困難エリアにおいて、正しい飛行知識の啓蒙と法規の具現化を行いながら撮影されたこの映像は、360°ドローンが持つ「圧倒的な表現力」と「社会実装の可能性」を証明するコンテンツとして、多くの来場者から高い関心と評価をいただきました。

さらに当法人は、デジタルアーカイブプロジェクト「Project ETERNAL」の日本国内における展開を、メーカーからの全面的なサポートのもと、強力に推進していくことを決定いたしました。
本展示会の閉幕を契機として、日本の大切な文化財である遺跡や名所旧跡などの360°空間撮影活動を本格化させてまいります。「Antigravity A1」が持つ唯一無二の空間追尾・撮影能力を最大限に活かし、類稀なる日本の歴史的資産を次世代へと継承するためのデジタルツイン化に貢献するとともに、3DGS(3D・ガウシアン・スプラッティング)の撮影技術向上や技術転用に役立ててまいります。

今後の展望

当法人が掲げる「360°DX」は、単なる機材の導入をゴールとはしていません。最新デバイスが捉えた高密度な情報と現場の知恵を融合させ、日常の道具として現場に定着させていくことこそが私たちの使命です。
日本低空経済振興会は、今回のAntigravityブースでの素晴らしい出会いと収穫を糧に、360°カメラ技術を持つInsta360社、Antigravity社、DJI社をはじめとするパートナー企業各社との連携をさらに強化してまいります。
そして、360°カメラおよび360°カメラ搭載機のさらなる産業用途への実装・普及、および次世代の産業標準(スタンダード)化の構築を目指し、今後も邁進してまいります。

今後とも当法人の活動に変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。